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zoom RSS ムベ、柿、メタセコイア そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2015/11/05 15:14   >>

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今日のブログに載せた「ムベ(郁子)」の名前の由来。
昔、天智天皇が近江八幡市の方へ行幸されたとき、老夫婦に長寿の秘訣を尋ねたところ、この地で秋に採れるこの果実を食するからだと答えたそうです。それに対して天智天皇が「むべなるかな」と云われたのが始まりとされています。「ムベ」が先なのか、「むべなるかな」が先で「ムベ」になったのか、私にはよく分かりませんが、いずれにしても、植物の「ムベ」がこの故事に関係しているのは確かなようです。この近江八幡市では、かなり最近まで、「ムベ」を皇室に献上していたようです。

 ★ムベは日本の山野に自生するアケビ科の蔓性植物で、アケビに似た実ができます。果実は鶏卵よりやや大きい形で、秋に熟すと暗紅紫色になります(写真左上)。実を割ると緑色の果肉と種がキウイフルーツのようにあって、口の中で種子をより分けながら果肉部分だけを食べます。強い味ではありませんがほのかな甘みがあり、なかなか美味です。

 ★アケビとの大きな違いは、アケビは果実が割れますが、ムベは割れないこと、そして常緑性であることです。ですから、ムベのことを別名でトキワアケビ(トキワは常磐と書き、常緑の意味)ともいいます。漢字で書けば「郁子」と書きます。学名はStauntonia hexaphylla。


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ムベ(郁子)  アケビ科  ムベ属

学名: Stauntonia hexaphylla

原産地: わが国の本州、関東地方以西から四国・九州それに台湾や朝鮮半島南部、中国に分布

常緑木本

葉は掌状複葉で互生します。4月から5月ごろ、葉腋から短い総状花序をだし、淡黄白色の花を咲かせます。花には花弁がなく萼片が並びます。果実は10月から11月ごろに紫色に熟し、食用になります。「あけび」と異なり、果実は裂開しません。




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カキ(柿)  カキノキ科  カキノキ属

学名: Diospyros kaki

原産地: 東アジアの温帯地域が原産

落葉高木

葉は広楕円形から卵状楕円形で互生し、裏面には褐色の毛が生えます。5月から6月ごろ、黄白色の花を葉腋に咲かせます。雄花と雌花があります。果実は10月から11月にかけて黄赤色に熟します。昔は幼果から柿渋をとって、防腐剤としました。




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メタセコイア  スギ科  メタセコイア属

別名: アケボノスギ(曙杉)

学名:  Metasequoia glyptostroboides

原産地: 中国の四川省と湖北省に自生

落葉高木





万葉集より抜粋

[題詞]越中守大伴宿祢家持報歌并所心三首 

巻十八・四〇八四 天平二十年三月十六日,作者:大伴家持、坂上郎女,,高岡

安可登吉尓 名能里奈久奈流 保登等藝須 伊夜米豆良之久 於毛保由流香母
あかときに なのりなくなる ほととぎす いやめづらしく おもほゆるかも


<大意>
暁に 名告り鳴くなる 霍公鳥 いやめづらしく 思ほゆるかも


[tabibito的解釈]
暁に自分から名告り出るように鳴き出したホトトギス、いっそう新鮮に感じられます


<一言>
坂上郎女を霍公鳥に擬え、予期しなかった便りに対する喜びと感謝の気持ちを伝える歌で「標訓」 別(べち)に所心(しょしん)一首とありますのは今で言えば追伸のようなものでしょうか?

あかときに【暁に】: (明け時の意)夜が更けていって明け方近くになる頃。

なのりなくなる【名乗り鳴くなる】: 名乗り出るかのように鳴く。

いや【感】: 驚いたとき、感嘆した時などに発する声。

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