tabibito

アクセスカウンタ

zoom RSS 桔梗、花浜千振、捩花、水滴 そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2015/06/08 12:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 2

今日はのっけから日本人の宗教観についてお話ししたいと思います。
多くの外国の宗教ではいわゆる一神教、キリスト教ではキリストが、イスラム教ではマホメットが唯一の神として崇められ他の神を信じることを拒否していますね、従って異なる宗教間の争いは血で血を洗うと言うほどはげしいものがありますね、
その点わが国では多神教と言うのでしょうか「八百万の神」と言う言葉が有るように万葉の時代以前から、現代に至るまで、国神から地方神、山にも川にも木にも神が宿っています。
頼りになる神からあまりお近づきになりたくない貧乏神まで居てここに三日、私のブログに出てくる立山の神には大伴宿祢家持から言わせると「カムカラ(神柄)」が有ると言っています。
人間にはそれぞれ人柄と言うものが有るように神にも神柄が有るというのですね、人格が有るのと同じように「神格」も有るというのですが「貧乏神」などはその中の最低クラスなのでしょうか?
こういった宗教観は今の日本人の共通の考え方ではないでしょうか?
私の好きな言葉は「捨てる神あれば拾う神あり」です。

画像

画像

画像

キキョウ(桔梗)  キキョウ科  キキョウ属

学名: Platycodon grandiflorum

原産地: わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国北部に分布

多年草




画像

画像

ハナハマセンブリ(花浜千振)  リンドウ科  シマセンブリ属

学名:  Centaurium tenuiflorum

原産地: 西ヨーロッパの地中海沿岸が原産

一年草




画像

画像

画像

画像

ネジバナ(捩花)  ラン科  ネジバナ属

学名: Spiranthes sinensis var. amoena

原産地: わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国の中部・東北部それにウスリー地方、サハリンに分布

多年草



画像

画像

画像

蓮の葉の上の水滴を撮りました。子供の頃習字が上達するには蓮の葉に降りた露を集めて墨をすり手習いをすると上達するといわれましたが私にはあまり効果がなかったようです。




万葉集より抜粋

天平十九年年四月廿七日,作者:大伴家持,富山,山讃美,寿歌,儀礼歌,序詞,枕詞,国見,土地讃美,

[題詞]敬和立山賦一首 并二絶

巻十七・四〇〇三 作者 大伴宿祢家持 歌一首

阿佐比左之 曽我比尓見由流 可無奈我良 弥奈尓於婆勢流 之良久母能 知邊乎於之和氣 安麻曽〃理 多可吉多知夜麻 布由奈都登 和久許等母奈久 之路多倍尓 遊吉波布里於吉弖 伊尓之邊遊 阿理吉仁家礼婆 許其志可毛 伊波能可牟佐備 多末伎波流 伊久代経尓家牟 多知氐為弖 見礼登毛安夜之 弥祢太可美 多尓乎布可美等 於知多藝都 吉欲伎可敷知尓 安佐左良受 綺利多知和多利 由布佐礼婆 久毛為多奈毘吉 久毛為奈須 己許呂毛之努尓 多都奇理能 於毛比須具佐受 由久美豆乃 於等母佐夜氣久 与呂豆余尓 伊比都藝由可牟 加波之多要受波
あさひさし そがひにみゆる かむながら みなにおばせる しらくもの ちへにおしわけ あまそそり たかきたちやま ふゆなつと わくこともなく しろたへに ゆきはふりおきて いにしへゆ ありきにければ こごしかも いはのかむさび たまきはる いくよへにけむ たちてゐて みれどもあやし みねだかみ たにをふかみと おちたぎつ きよきかふちに あささらず きりたちわたり ゆふされば くもゐたなびき くもゐなす こころもしのに たつきりの おもひすぐさず ゆくみづの おともさやけく よろづよに いひつぎゆかむ かはしたえずは


<大意>
朝日さし 背向に見ゆる 神ながら 御名に帯ばせる 白雲の 千重に押し別け 天そそり 高き立山 冬夏と 分くこともなく 白栲に 雪は降り置きて いにしへゆ あり来にければ こごしかも 巌の神さび たまきはる 幾代経にけむ 立ちて居て 見れどもあやし 峰高み 谷を深みと 落ち激つ 清き彼地に 朝去らず 霧立ちわたり 夕されば 雲居たなびき 雲居なす 心もしのに 立つ霧の 思ひ過ぐさず 行く水の 音も清けく 万代に 言ひ継ぎゆかむ 川し絶えずは

[tabibito的解釈]
立山が朝日を受けて山の背の影が見える、神として御名に付け呼ばれる所以は、白雲が千重に掛るのを押し分け、天にそそり立つ、その高き立山は、冬夏と季節を分けることもなく、白栲のように雪は山に降り積もって、古からこのように存在しているので、神々しいのでしょう。巌も神々しく、年々の時を刻む、その長き時を経て来たのでしょう。実際にやって来てこの目で眺めても不思議です。峰は高く、谷は深く、水は流れ落ち湧き立つ、清らかなその地に、朝になれば霧が立ち渡り、夕べになれば雲が立ち棚引き、山には雲が掛る。気持ちはさらに、立つ霧の、その霧がすぐに消えるように、すぐに忘れ去ることなく、流れ行く水の瀬音も清らかであるように、シッカリ万代に語り継いでいきましょう。その川の流れが絶えなければ


<一言>
そがひ【背向】: @背を向い合せること。 背中合わせ。 Aうしろの方。 後方。 背面。

おばせる【帯ばせる】: 付けて。

あまそそり【天聳り】: 天にそびえ立つ。

いにしへゆ【古へゆ】: 古の昔から。

ありきにければ【あり来にければ】: 存在しているので。

こごしかも【神々しかも】: 神々しいのであろうか。

いはのかむさび【巌も神々しく】: 巌さえも神々しい。

たまきはる【魂きわる】: 〔枕詞〕「うち」「いのち」「うつ」「よ(世)」「わ」に掛かる。

いくよへにけむ【幾代経にけむ】: 幾世代を経てきたのでしょうか。

たちていて【立ちて居て】: 出で立ちて。 現実に眺めても。

あやし【怪し】: 不思議。

おちたぎつ【落ち激つ】: 流れ落ちて沸き立つ。

かふち【河内・川内】: カハウチの約。川の中流に沿う小平地。

あささらず【朝去らず】: 朝になれば。

ゆふされば【夕されば】: 夕べになれば。

くもいたなびき【雲居たなびき】: 雲が立ち棚引く。

くもいなす【雲居なす】: 山に雲がかかる。

こころもしのに【心もしのに】: しみじみとした気持ちになる。

おもひすぐさず【思ひ過ぐさず】: 忘れ去ることもなく。

さやに【清に】: はっきりと。 しっかりと。

ゆくみづの【行く水の】: 流れゆく水の。

かはしたえずは【川し絶えずは】: 川の流れが絶えなければ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
般若苑さまへ
気持ち玉を有難う御座いました。
tabibito
2015/06/08 21:58
青木院長さまへ
気持ち玉を有難う御座いました。
tabibito
2015/06/09 20:03

コメントする help

ニックネーム
本 文
桔梗、花浜千振、捩花、水滴 そして 万葉集より抜粋 tabibito/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる