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zoom RSS 矢車菊、スイートピー、柏葉紫陽花 そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2015/05/28 07:54   >>

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ヤグルマギク(矢車菊)  キク科  ヤグルマギク属

学名: Centaurea cyanus

原産地: ヨーロッパの東南部から西アジアが原産

二年草



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スイートピー  マメ科  レンリソウ属

別名: カオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草)

学名:  Lathyrus odoratus

原産地: レンリソウ属は、地中海沿岸を中心に110種ほどが分布

一年草



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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)  アジサイ科  アジサイ属

学名:  Hydrangea quercifolia

原産地: アメリカのテネシー州から南はフロリダのパンハンドル(Panhandle)、西はミシシッピー川にかけて分布

落葉低木




万葉集より抜粋

天平十九年年四月廿六日,作者:大伴池主,追和,大伴家持,遊覧,枕詞,氷見,高岡,寿歌,儀礼歌,土地讃美

[題詞]敬和遊覧布勢水海賦一首并一絶

巻十七・三九九三 作者  大伴宿祢池主 歌一首

布治奈美波 佐岐弖知里尓伎 宇能波奈波 伊麻曽佐可理等 安之比奇能 夜麻尓毛野尓毛 保登等藝須 奈伎之等与米婆 宇知奈妣久 許己呂毛之努尓 曽己乎之母 宇良胡非之美等 於毛布度知 宇麻宇知牟礼弖 多豆佐波理 伊泥多知美礼婆 伊美豆河泊 美奈刀能須登利 安佐奈藝尓 可多尓安佐里之 思保美弖婆 都麻欲妣可波須 等母之伎尓 美都追須疑由伎 之夫多尓能 安利蘇乃佐伎尓 於枳追奈美 余勢久流多麻母 可多与理尓 可都良尓都久理 伊毛我多米 氐尓麻吉母知弖 宇良具波之 布勢能美豆宇弥尓 阿麻夫祢尓 麻可治加伊奴吉 之路多倍能 蘇泥布理可邊之 阿登毛比弖 和賀己藝由氣婆 乎布能佐伎 波奈知利麻我比 奈伎佐尓波 阿之賀毛佐和伎 佐射礼奈美 多知弖毛為弖母 己藝米具利 美礼登母安可受 安伎佐良婆 毛美知能等伎尓 波流佐良婆 波奈能佐可利尓 可毛加久母 伎美我麻尓麻等 可久之許曽 美母安吉良米〃 多由流比安良米也
ふぢなみは さきてちりにき うのはなは いまぞさかりと あしひきの やまにものにも ほととぎす なきしとよめば うちなびく こころもしのに そこをしも うらごひしみと おもふどち うまうちむれて たづさはり いでたちみれば いみづかは みなとのすどり あさなぎに かたにあさりし しほみてば つまよびかはす ともしきに みつつすぎゆき しぶたにの ありそのさきに おきつなみ よせくるたまも かたよりに かづらにつくり いもがため てにまきもちて うらぐはし ふせのみづうみに あまぶねに まかぢかいぬき しろたへの そでふりかへし あどもひて わがこぎゆけば をふのさき はなちりまがひ なぎさには あしがもさわき さざれなみ たちてもゐても こぎめぐり みれどもあかず あきさらば もみちのときに はるさらば はなのさかりに かもかくも きみがまにまと かくしこそ みもあきらめめ たゆるひあらめや


<大意>
藤波は 咲きて散りにき 卯の花は 今ぞ盛りと あしひきの 山にも野にも 霍公鳥(ほととぎす) 鳴きし響(とよ)めば うち靡く 心もしのに そこをしも うら恋しみと 思ふどち 馬打ち群れて 携(たづさ)はり 出で立ち見れば 射水川(いづみかは) 湊の洲鳥(すとり) 朝凪ぎに 潟にあさりし 潮満てば 妻呼び交す 羨(とも)しきに 見つつ過ぎ行き 渋谿(しふたに)の 荒礒(ありそ)の崎に 沖つ波 寄せ来る玉藻 片縒(かたよ)りに 蘰(かづら)に作り 妹がため 手に巻き持ちて うらぐはし 布勢の水海(みづうみ)に 海人(あま)船に 真楫(まかぢ)櫂(かひ)貫(ぬ)き 白栲の 袖振り返し あどもひて 我が漕ぎ行けば 乎布(をふ)の崎 花散りまがひ 渚には 葦鴨(あしかも)騒き さざれ波 立ちても居ても 漕ぎ廻(めぐ)り 見れども飽かず 秋さらば 黄葉の時に 春さらば 花の盛りに かもかくも 君がまにまと かくしこそ 見も明らめめ 絶ゆる日あらめや


[tabibito的解釈]
藤の花はもう咲いて散ってしまった、卯の花は今こそ盛りと、葦や檜の生える山にも野にも咲き、ホトトギスが鳴き騒いでいると、いちずに心も萎れて、その景色を心底美しいと感じる者同士が馬を並べて共に出で立って眺めれば、射水川の湊の洲に居る鳥は、朝凪に潟で餌をあさり、潮が満ちると妻を呼び交す、羨ましく眺めて過ぎ行き、渋谿の荒磯の崎に沖からの波が打ち寄せ、また寄せ来る玉藻を片縒りにして蘰を作り、愛しい貴方のためと手に巻いて持って、麗しい布施の水海に、漁師船に立派な楫を差し貫いて、白栲の袖を折り返し、友を率いて私が漕ぎ行くと、乎布の崎には花が散り乱れ、渚には葦鴨が鳴き騒ぐ、さざれ波のように立って居ても、座って居ても、水海を漕ぎ廻ると、風景を眺めても見飽きることなく、秋になったなら黄葉の時に、春になったなら花の盛りに、どうにもこうにも、貴方の御気に召すままに、このようにと、風景を眺めて気を晴らしましょう。見飽きることがどうしてあるでしょう


<一言>
なき・とよ・む【鳴き響む】: 鳴き騒ぐ。

うちなびく【打ち靡く】: 心も萎れて

こころもしのに【心もしのに】: しみじみした気分になって。

そこをしも【其処・を・しも】: しも=語調を強める助詞(誰しも同じ、無きにしも非ず)。

かたより【片縒り】: 糸に左右どちらかに縒りをかけること。

うらぐわし【心細し】: 心にしみて美しく思われる。 しみじみ美しい。

あどもう【率ふ】: 相槌を打つ。 調子を合わせる。

さざれなみ【細々波】: さざ波。 小波。

きみがまにまに【君が随意】: 貴方のお気に召すまま。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
矢車菊大好き。私は何故か矢車草といってますが。同じ色が我が家でもたくさん咲いています。

ビッシリの漢字 見るだけで途方に暮れて、tabibito的解釈だけにしておきました。馬に乗った二人の男性は自然を満喫しながら、夫々の想いに浸っているのでしょうか?情景が浮かぶような。これは、私の思い込みかもしれませんが。それにしてもこんな難しく長いものを解釈されるなんて尊敬してしまいます。
かあさん
2015/05/29 20:43
かあさんへ
コメント有難うございました。

































































かあさんへ
見ていただいてありがとうございました。
漢字の部分は日本語の発音を一音一字に置き換えて有るので意味はほとんどありません。
むしろ平仮名の方を読んでほしいのです。その平仮名部分が昔の言葉遣いなので平安末期になるとすでに使われていない言葉が多く昔から万葉集を訳する人をなやませてきたのです、私が<一言>で表しているのがそれで、これが人によって解釈に違いが出て来、文全体の意味も違ってくることが多いのです。
長歌はまだしも前後の言葉で意味を読み解きやすいのですが短歌は短いだけに言葉一つを間違って解釈すると歌全体の意味も変わってきます。
それでtabibito的解釈になるわけで、自信のない解釈も結構多いのですよ。
今回の歌の大伴池主と大伴家持は本当に仲が良くて二人でツーリング(車では無くて馬ですが)した時の情景を詠んだ歌ですが勿論二人の身分から考えて従者が少なくとも一人づつは就いていたでしょうがそんなことも考えながら読むと結構楽しいものですよ。





tabibito
2015/05/30 09:31

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