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zoom RSS 満開の桜 そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2016/04/02 18:13   >>

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今日4月2日は一日中曇り空でしたが桜はホボ満開?

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桜は枝にも幹にもビッシリ





万葉集より抜粋

[題詞]庭中花作歌一首[并短歌

巻十八・四一一六  天平感宝1年閏5月27日,作者:大伴家持,,高岡,枕詞</span.>

於保支見能 末支能末尓〃〃 等里毛知氐 都可布流久尓能 年内能    許登可多祢母知 多末保許能 美知尓伊天多知 伊波祢布美 也末古衣野由支 弥夜故敝尓 末為之和我世乎 安良多末乃 等之由吉我弊理 月可佐祢  美奴日佐末祢美 故敷流曽良 夜須久之安良祢波 保止〃支須 支奈久五月能  安夜女具佐 余母疑可豆良伎 左加美都伎 安蘇比奈具礼止 射水河   雪消溢而    逝水能   伊夜末思尓乃未 多豆我奈久 奈呉江能須氣能 根毛己呂尓 於母比牟須保礼 奈介伎都〃 安我末川君我  許登乎波里 可敝利末可利天 夏野能   佐由利能波奈能 花咲尓   〃布夫尓恵美天 阿波之多流 今日乎波自米氐 鏡奈須   可久之都祢見牟 於毛我波利世須
おほきみの まきのまにまに とりもちて つかふるくにの としのうちの ことかたねもち たまほこの みちにいでたち いはねふみ やまこえのゆき みやこへに まゐしわがせを あらたまの としゆきがへり つきかさね みぬひさまねみ こふるそら やすくしあらねば ほととぎす きなくさつきの あやめぐさ よもぎかづらき さかみづき あそびなぐれど いみづかは ゆきげはふりて ゆくみづの いやましにのみ たづがなく なごえのすげの ねもころに おもひむすぼれ なげきつつ あがまつきみが ことをはり かへりまかりて なつののの さゆりのはなの はなゑみに にふぶにゑみて あはしたる けふをはじめて かがみなす かくしつねみむ おもがはりせず


<大意>
大君の 任のまにまに 取り持ちて 仕かふる国の 年のうちの 事かたね持ち 玉桙の 道に出いで立ち 岩根踏み 山越え野ゆき 都へに まゐしわが背せを あらたまの 年ゆきがへり 月かさね 見ぬ日さまねみ恋ふるそら 安くしあらねば ほととぎす 来鳴く五月の あやめ草 蓬かづらき 酒みづき 遊び和ぐれど 射水河 雪消はふりて 行く水の いや増しにのみ 鶴が鳴く 奈呉江の菅の ねもころに 思ひ結ぼれ 嘆きつつ 我が待つ君が 事終はり 帰りまかりて 夏の野の さ百合の花の 花ゑみに にふぶに笑みて 逢はしたる 今日を始めて 鏡なす かくし常見む 面変りせず
  

[tabibito的解釈]
大君(天皇)の仰せのままに、任務を授かってお仕えする国の、一年のあいだの出来事をとりまとめて、旅立ちして、岩を踏み山を越え野を通って、都に上って行った君に、年が改まり何か月が過ぎても、逢わない日が続き恋しく思う心は安らかでないので、ほととぎすの来て鳴く五月のあやめ草やよもぎをかつらにして、酒宴をしては遊んで気を紛らそうとするけれど、射水河の雪解け水が溢れて流れ行くように、恋しさはますますつもるばかりで、鶴が鳴く奈呉江の菅の根のように、ねんごろに思い悩み嘆きつつ待っていた君が、務めを終えて帰って来られて、夏の野の百合の花がぱっと咲いたように、にこやかに笑ってお逢いできた今日の日からずっと、こうしていつも逢いましょう、そのままのお顔で


<一言>
久米朝臣広縄が、天平二十年に朝集使となって上京した。その任が終わって、天平感宝元年閏五月二十七日に元の任務に戻った。そこで長官の館で詩酒の宴会を開いて楽しく飲んだ。その時主人である守大伴宿禰家持が作った歌一首酢

いみずがは【射水川】: 小矢部川の古称。富山県西南部の大門山に発し、小矢部市を経て高岡市伏木で富山湾に注ぐ。

なご【奈呉】: 富山県新湊市の西部海浜および放生津一帯の地で、現在もこの地名を残している。その一帯の海を奈呉の海、海岸を奈呉の浦、その近くの放生津潟が奈呉江であろう。

あやめぐさ【菖蒲】: 現在のサトイモ科のショウブのことで、今のアヤメ科のアヤメ・ハナショウブとは異なる。湿地に群生。初夏に黄色い小さな花をつける。万葉の時代から、端午の節供には、邪気を払うためにこの草で薬玉や鬘を作ったが、風雅を目的もとしたものでもあった。 

すげ【須気】: スゲ。笠などの材料にも使われる。菅の根はよく伸び絡み合っているので、「ねもころ」を導き出す枕詞ともなる。越中万葉歌でも、奈呉江に生えたスゲが「ねもころに」の枕詞として使用されている。
現在でも「懇ろ」と言う言葉で残っていますね。

よもぎ【余母擬・蓬】: ヨモギ。多年草で秋に小さく地味な筒型の花をつける。芳香があり、中国では邪気を払う力があると考えられていた。万葉集では、越中万葉歌の1例のみ。

かずら【鬘】: つる草や草木の花や枝などで作った髪飾り。または、髪にかざること。橘・あやめぐさ・よもぎ・百合・柳・梅などがみられる。

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