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zoom RSS 春?未だ冬? 菫、クロッカス、イオノプシディウム・アカウレ そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2016/03/03 21:46   >>

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二日前に三月の声を聴き、ようやく春本番と思った矢先に全国的に雪、雪でしたね、
公園の噴水の所には一面に氷が張り子供が喜んで割った氷を石けりの石宜しくアスファルトの道路の上で蹴って遊んでいました。
かと思ったら今日は朝起きたときは肌寒い感じでしたがお昼近くには来ているコートが邪魔になる位のポカポカ陽気に明日の病院に行くのに服装をどうしたものか迷ってしまいます。

道端にも一気に春らしい花が目に付くようになってきました。


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スミレ(菫)  スミレ科  スミレ属

学名: Viola mandshurica

原産地: わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布

多年草

人里近くの道端や堤防など、やや乾燥したところに生え、高さは7〜15センチになります。葉は卵状長楕円形で、葉柄には翼があります。4月から5月ごろ、濃紫色の花を咲かせます。側弁の基部には毛が生えます。名前は、大工さんの使う墨入れに花のかたちが似ていることから。花色や毛の有無には変異が大きいようです。




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クロッカス  アヤメ科  クロッカス属

学名: Crocus sp.(属の総称)

原産地: クロッカス属は地中海沿岸や小アジア地方が原産で、およそ80種があります。

多年草




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イオノプシディウム・アカウレ  アブラナ科  イオノプシディウム属

学名: Ionopsidium acaule

原産地: ポルトガルが原産

一年草

「スミレ」に似ていますが、イベリス属の近縁です。高さは10センチほどの矮性で、カーペット状に広がります。
11月から4月ごろ、小さな薄紫色または白色の4弁花を咲かせます。花には芳香があります。




万葉集より抜粋

[題詞]為贈京家願真珠歌一首[并短歌]

反歌二首目。天平感宝元年五月十四日付。

巻十八・四一〇六  作者:大伴家持,氷見,高岡,叙景

於保奈牟知 須久奈比古奈野 神代欲里  伊比都藝家良久 父母乎   見波多布刀久  妻子見波  可奈之久米具之 宇都世美能 余乃許等和利止 可久佐末尓 伊比家流物能乎 世人能   多都流許等太弖 知左能花  佐家流沙加利尓 波之吉余之 曽能都末能古等 安沙余比尓 恵美〃恵末須毛 宇知奈氣支 可多里家末久波 等己之へ尓 可久之母安良米也 天地能   可未許等余勢天 春花能   佐可里裳安良牟等 末多之家牟 等吉能沙加利曽 波奈礼居弖 奈介可須移母我 何時可毛  都可比能許牟等 末多須良无 心左夫之苦   南吹    雪消益而    射水河   流水沫能    余留弊奈美 左夫流其兒尓  比毛能緒能 移都我利安比弖 尓保騰里能 布多理雙坐   那呉能宇美能 於支乎布可米天 左度波世流 支美我許己呂能 須敝母須敝奈佐 言佐夫流者遊行女婦之字也
おほなむち すくなびこなの かむよより いひつぎけらく ちちははを みればたふとく めこみれば かなしくめぐし うつせみの よのことわりと かくさまに いひけるものを よのひとの たつることだて ちさのはな さけるさかりに はしきよし そのつまのこと あさよひに ゑみみゑまずも うちなげき かたりけまくは とこしへに かくしもあらめや あめつちの かみことよせて はるはなの さかりもあらむと またしけむ ときのさかりぞ はなれゐて なげかすいもが いつしかも つかひのこむと またすらむ こころさぶしく みなみふき ゆきげはふりて いみづかは ながるみなわの よるへなみ さぶるそのこに ひものをの いつがりあひて にほどりの ふたりならびゐ なごのうみの おきをふかめて さどはせる きみがこころの すべもすべなさ さぶる


<大意>
大汝命と少彦名命の神代から言い伝えられたことに、「父母を見れば貴く、妻子を見ればせつなくいとしい。(うつせみの)世間の道理だ、これが」と、このように言ってきたのに、これが世の人の立てる誓いの言葉であるのに。ちさの花の咲いている盛りの時に、いとしいその妻である人と、朝夕に時には笑顔、時には真顔で、ため息まじりに語りあったことは、「いつまでもこうしてばかりいられようか。天地の神々のうまく取り持ってくださって、春花のような盛りの時も来るだろう」と、待っておられた盛りの時なのだ、今は。離れていて嘆いておられるあの方が、いつになったら使いが来るのかとお待ちになっているその心は淋しいことだろうに、南風が吹いて雪解け水が溢れ、射水河の流れに浮かぶ水泡のように拠り所もなくて、左夫流という名の女に、(ひものをの)くっつき合って、(にほどりの)ふたり並んで、(なごのうみの)心の奥底までも迷っている君の心の、なんともどうしようもないことよ。「左夫流」というのは遊行女婦の呼び名である


[tabibito的解釈]
今回は「tabibito的解釈」は「大意」を読んで戴けば良く解ると思いますので省略しました。
越中万葉歌は、部下の尾張少咋が越中の女性と浮気したことを家持が諫める歌で、夫婦仲の睦まじさをカイツブリの番いをもって、浮気心を諭す表現として用いられている。


<一言>
射水川(いみずがわ): 小矢部川の古称。富山県西南部の大門山に発し、小矢部市を経て高岡市伏木で富山湾に注ぐ。奈良朝には、津沢南方で庄川と合流し、砺波平野の西部を流れて越中国府付近から富山湾へ注いでいた。その後、小矢部川・庄川の合流点は時代によって変動があったが、明治末期から大正初期にかけての河川改修工事によって庄川が分離した。

ひもの・お【紐の緒】: 着物に着けた紐。 、また、下紐。 〔枕詞〕(紐を結ぶのに、一方を輪にして他方をそれに入れてつなげるからか)「入る」「いつがる」に掛かる。

いつがる【い繋がる】: 糸でからげつづる。 つながる。

奈呉(なご): 富山県新湊市の西部海浜および放生津一帯の地で、現在もこの地名を残している。その一帯の海を奈呉の海、海岸を奈呉の浦、その近くの放生津潟が奈呉江であろう

知左(ちさ): エゴノキ。チシャ、チシャノキ説などがある。エゴノキは落葉小高木。山野に自生。春から初夏にかけて白い5弁の花を咲かす。万葉集に3例。露でしなだれる花の様子などをたとえた恋歌など。越中万葉歌は、部下の尾張少咋が越中の女性と浮気したことを家持が諫める歌で、都の妻子の愛らしさをたとえてる花としてうたわれている

尓保騰里(におどり): カイツブリのこととされる。カイツブリは湖沼、河川などの水上で生活し、巣は水面に水草で作る水鳥。鳩ぐらいの大きさで、夏羽は背は暗褐色、のどは栗赤色。冬は色が薄くなる。水中に潜って魚などを獲る。万葉集中に7例。水中に潜る性質や(巻4・725)、水上に漂う様子「なづさふ」に掛かる例(巻11・2492)、つがいで行動する「二人並び居」に掛かる例(巻5・794)がある。

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