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zoom RSS オーニソガラム、プリムラウイアリー、アッツ桜 そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2015/05/26 06:33   >>

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オーニソガラム・ティルソイデス  ユリ科  オーニソガラム属

学名: Ornithogalum thyrsoides

原産地: 南アフリカ

多年草



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プリムラ・ウィアリイ  サクラソウ科  サクラソウ属

別名: ホザキサクラソウ(穂咲桜草)

学名: Primula vialli

原産地: 中国南西部

多年草



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アツツザクラ(アッツ桜)  ユリ科  ロドヒポキシス属

別名: ロードヒポキシス

学名: Rhodohypoxis baueri

原産地: 南アフリカのイースタンケープ州からクワズールーナタール州、ムプマランガ州に分布

多年草




万葉集より抜粋

天平十九年年四月廿四日,作者:大伴家持,遊覧,土地讃美,氷見,枕詞,道行き,高岡,寿歌

[題詞]遊覧布勢水海賦一首[并短歌] [此海者有射水郡舊江村也]布勢の内海を遊覧するの賦

巻十七・三九九一 作者  大伴宿祢家持 歌一首

物能乃敷能 夜蘇等母乃乎能 於毛布度知 許己呂也良武等 宇麻奈米氐 宇知久知夫利乃 之良奈美能 安里蘇尓与須流 之夫多尓能 佐吉多母登保理 麻都太要能 奈我波麻須義氐 宇奈比河波 伎欲吉勢其等尓 宇加波多知 可由吉加久遊岐 見都礼騰母 曽許母安加尓等 布勢能宇弥尓 布祢宇氣須恵氐 於伎敝許藝 邊尓己伎見礼婆 奈藝左尓波 安遅牟良佐和伎 之麻未尓波 許奴礼波奈左吉 許己婆久毛 見乃佐夜氣吉加 多麻久之氣 布多我弥夜麻尓 波布都多能 由伎波和可礼受 安里我欲比 伊夜登之能波尓 於母布度知 可久思安蘇婆牟 異麻母見流其等
もののふの やそとものをの おもふどち こころやらむと うまなめて うちくちぶりの しらなみの ありそによする しぶたにの さきたもとほり まつだえの ながはますぎて うなひがは きよきせごとに うかはたち かゆきかくゆき みつれども そこもあかにと ふせのうみに ふねうけすゑて おきへこぎ へにこぎみれば なぎさには あぢむらさわき しまみには こぬれはなさき ここばくも みのさやけきか たまくしげ ふたがみやまに はふつたの ゆきはわかれず ありがよひ いやとしのはに おもふどち かくしあそばむ いまもみるごと


<大意>
もののふの、八十伴(やそともの)の男の、思ふどち、心(こころ)遣(や)らむと、馬(うま)並(な)めて、うちくちぶりの、白波(しらなみ)の、荒礒(あらそ)に寄する、渋谿(しぶたに)の、崎(さき)た廻(もとほ)り、松田江(まつだえ)の、長浜(ながはま)過ぎて、宇奈比川(うなひがは)、清き瀬ごとに、鵜川立ち、か行きかく行き、見つれども そこも飽かにと、布勢(ふせ)の海に、舟(ふね)浮(う)け据(す)ゑて、沖辺(おきへ)漕(こ)ぎ、辺(へ)に漕(こ)ぎ見れば、渚(なぎさ)には、あぢ群(むら)騒き、島廻(しまみ)には、木末(こぬれ)花咲き、ここばくも、見のさやけきか、玉櫛笥(たまくしげ)、二上山(ふたかみやま)に、延(は)ふ蔦(つた)の、行きは別れず、あり通ひ、いや年のはに、思ふどち、かくし遊ばむ、今も見るごと


[tabibito的解釈]
多くの官人の男たちが親しい同士、気持ちを晴らそうと馬を連ねて、打ち寄せ砕ける白波が荒磯に寄せる渋谷の崎を散策し、松田江の長い濱を行き過ぎ、宇奈比川の清らかな瀬ごとに鵜飼が立ち働き、それを見、これを見、眺めても、なおそれでも見飽きることがないと、布施の海に船を浮かべ留めて、沖に漕ぎ、岸に漕ぐのを眺めると、渚にはあぢ鴨が群れ騒ぎ、島の廻りには梢に花が咲き、なんと景色の清らかなことでしょう。二上山に、這い延びる蔦のように、これから先も、途絶えることなく毎年に気の合う者同士が、このように風流を楽しもう。今も眺めているように。


<一言>
遊覧布勢水海賦一首 并短歌 此海者有射水郡舊江村也と、あるように家持が税帳使として都に行く前に越中国府の部下たちと一緒に近くを遊覧したときの歌ですね、よほど楽しかったのか家持が都から帰ってきても毎年恒例のようにこの遊覧をしようじゃないかといっています。

もののふ【武士】; 上代朝廷に仕えた官人。
もののふの【武士の】: 〔枕詞〕「やそ(八十)」「宇治川」「磐瀬」「矢野」「弓削」などに掛かる。
やそとも【八十伴】: 多くの。 大勢の伴人。
おもふどち【思ふどち】: 仲の良いものが。
こころやらむと【心遣らむと】: 気分を晴らそうと。
うちくちぶりの【をちこちぶり「遠近触」の転】: 磯のあちこちに波が寄せるさま。
かゆきかくゆき【か行きかく行き】: あっちへ行きこっちへ行き。
そこもあかにと【そこも飽かにと】: それでも飽きないとばかりに。
ここば・く【幾許】: こんなに多く。 こんなに甚だしく。
みのさやけきか【見の清やけき】: 眺めが素晴らしい。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
デンドロ和さまへ
気持ち玉を有難う御座いました。
tabibito
2015/05/26 20:58
青木院長さまへ
気持ち玉を有難う御座いました。
tabibito
2015/05/26 20:58
可愛いね!!プリムラピアリーと思っていました。欲しいお花の一つです。園芸種で売っていますが、何しろ寒い所で育つ花でしたから大阪の暑さにはダメだろうと思っていました。最近、鉢植えを見かけました。(多分同じ物をご覧になっていると思います)しかし寒冷地では多年草でも 暖地では一年草扱いの様です。初めて見たのはブッチャートガーデンでしたから・・・然もあらんと思います。
suepon
2015/05/27 12:12
sueponさまへ
コメント有難うございました。
毎日暑いですね〜ェ、「 vialli」の発音が園芸図鑑で違うのでどちらが本当かよくわかりません?
最近テレビでキリスト教の布教で日本に来ていた聖フランシスコ・ザビエルが今の教科書ではザビエルではなくて「シャビエル」と生まれ故郷のスペインの発音で表記するようになったそうですから外国語の発音はどれが正しいのかよくわかりません。
おっしゃる通り同じ場所に咲いているのを二人とも見たのでしょうね、
tabibito
2015/05/27 15:53

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