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zoom RSS 木瓜の花と実 そして 万葉集より抜粋

<<   作成日時 : 2014/01/15 16:50   >>

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「膚脱いで髪すく庭や木瓜の花」 虚子

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ボケ(木瓜)  バラ科  ボケ属 

学名: Chaenomeles speciosa

原産地: 中国

落葉低木
ボケの木は園芸種が色々有って緑がかった花色の‘金鵄殿(きんしでん)’というのが有るようですが生憎お目に掛かったことが有りません。

ボケの花は俳句の季語では春と成っています。
冒頭の句は虚子が詠んだ句ですが散歩していた虚子が通りすがりの庭に咲いていたボケの花を見ると傍らの縁側でもろ肌脱ぎの女性が髪を梳いているのが目に入ったと云う情景ですが

本当の所は女性がマズ先に目に入り目のやり場に困った虚子の目にボケの花が見えて言い訳が見つかりホッとしたのが実際の所ではないでしょうか?

いまどきの女性はこのような姿で髪を梳くことは無いでしょうから(和服では有りませんから)まことに残念に思うtabibitoです。

蛇足ですが5〜6枚目の写真はボケの実です。

モウ一つおまけにこのボケや桃、サツキのように一つの枝に色の違う花が咲くのを「キメラ」と呼ぶそうです。



[万葉集より抜粋]

原文及び読み

遣新羅使,七夕,宴席,望郷,恋,福岡

巻十五・三六五六          作者:遣新羅大使 阿倍継麻呂

安伎波疑尓 〃保敝流和我母 奴礼奴等母 伎美我美布祢能 都奈之等理弖婆
あきはぎに  にほへるわがも  ぬれぬとも  きみがみふねの つなしとりてば


<大意> 
秋萩に にほえる吾が裳 濡れぬとも 君が御船の 綱し取りてば


[tabibito的解釈]
秋萩が咲いているような私の裳裾がたとえ濡れてもかまわない貴方の乗っている船のその引き綱を手に取りさえすれば・・・・・


<一言>
題詞は七夕の宵に織姫の気持ちになって詠んだ歌です

にほえる【匂へる】 : 美しく染めつけられた。

とりてば【取りてば】 : 取ってしまえば。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ボケ、思いのままに咲いていますね。
花後の実を見ると木瓜だと実感しますが・・・
他にも同じような実がなるのはいっぱいあるのに。何故、ボケだけがその字を宛がわれるのか、不思議です。
虚子さんの情景をどなたかの絵で見た事あります。
髪を梳く、美しい所作ですね〜
ふむふむ、そういう場面が懐かしいとな?
それはざ・ん・ね・ん・・でしたね(笑)

裳裾なんて言葉も・・絶えて久しい?です。
nobara
2014/01/16 10:37
nobaraさまへ
コメントに気持ち玉あり有難うございます。
ホント不思議です。木瓜はうり科ではなくバラ科だのに木瓜ですからネ、虚子の情景を誰かの絵に在るのですか?
私も見たような気がします。誰の絵か是非見て見たいですね、裳裾は高松塚古墳の壁画の女性が履いていたスカートがそうですね。
tabibito
2014/01/16 21:38
ちゃたろうさまへ
見て頂いているのですね、気持ち玉有難うございます。
tabibito
2014/01/16 21:41
時さまへ
気持ち玉有難うございました。
tabibito
2014/01/16 21:42
新春にふさわしい何と初々しいボケの花でしょう!
混合して咲く様子を『キメラ』と称するのですか?
勉強になりまいた!
私も長い髪をすく虚子さんの情景を美人画にした日本画を見た記憶がありますヨ

美しい裳裾を濡らしても引き綱を手にとりたい・・・
女性は何時の時代でも、かく健気でありたいですネ

ran1005
2014/01/17 17:21
ran1005さまへ
コメントを有難うございます。
「キメラ」とは同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。と言う事ですが、元々はギリシャ神話に登場する伝説の生物「キマイラ」に由来する怪物から摂った命名です。
なにかオドロオドロしい感じですが美しいのだからイイですよね。
裳裾を濡らしてでも掴んだ引き綱を手放さないと言うのは男性からすると嬉しいようなそうでも無くて腰が引けそうな複雑な気持ちです。
tabibito
2014/01/18 10:21

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